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ピンポイントで専門家を利用!1時間の面談を有効活用し業務を改善した事例

業務改善

今回の事例はこちらから。

パナソニック ヘルスケア株式会社が、専門家のマッチングサービスであるビザスクで見つけた専門家からのアドバイスを受けて、業務改善を進めた事例です。それでは詳しく見ていきましょう。

ビザスクとは?

ビザスクは、「こんな専門家にアドバイスがもらいたい」という企業の要望に対し、適切な専門家をマッチングしてくれるサービスです。専門家のマッチング方法は2パターンあります。

パターン1.依頼企業が自分で探す
ビザスクに登録されている専門家データベースを、依頼企業自らが検索し、適切な専門家を探す。費用は数千円から数万円程度

パターン2.ビザスクに代理で探してもらう
適切な専門家を、ビザスクに代理で探してもらう。費用は5万円から

依頼企業は、マッチングした専門家から、1時間程度、対面や電話で情報提供やアドバイスを受けることができます。

事例の詳細

それでは、パナソニック ヘルスケア株式会社のビザスク活用事例を見ていきましょう。

どのように活用したのか?

ビザスク活用の目的を、”外部のベストプラクティスに学び、各部門の業務内容・仕事の進め方の変革の参考にすること”に設定。社内に趣旨を説明したところ、経営企画、広報、法務、人事、総務、経理、知財、IT、物流、BPRなどの13部門から27テーマについて、外部の専門家から話を聞きたいというニーズが出てきたそうです。それら27テーマにマッチする専門家をビザスクで探し、”業務領域の定義と業務プロセスの在り方”についてアドバイスを受けました。

専門家からアドバイスを受けた結果

・”人材育成の根本思想”が学べた
・”総務部は、社内の各機能に分類できない業務は、すべて対応するべき”という指針を得られた
・”総務の機能を拡充して、各部門で時間がかかってしまっているものを集中化する”という改革の方針が決まった
・”情報漏洩の事前、発生、事後の対応内容や体制の在り方、何をルール化し、何をシステムで担保し、啓蒙活動や教育をどう進めるかの指針を考えるヒント”が得られた
などの結果を得ることができたそうです。

ビザスクの価値

インタビューの中で、パナソニック ヘルスケア株式会社のBPR推進部 岡崎氏はこう語っています。

これからは、どのような企業も、自分たちから情報を取りに行かなければならないですし、外部とのネットワークも恒常的に作っていくことが必要だと考えています

情報を社外に求め、社外からの刺激によって会社を変えるということですね。特に、管理部門など外部との接触が少ない部門ほど、この価値は大きくなるでしょう。

まとめ

今回は、ビザスクを使って業務改善を推進した事例を取り上げました。「管理部門の業務改善がなかなか進まない」という方は、今回取り上げたパナソニック ヘルスケア株式会社の事例を参考に、社外の刺激によって業務改善を進めてはいかがでしょうか。