Never Give Up! 宮崎に1000人の雇用を!宮崎発ベンチャーが人材獲得に成功するわけとは?
昨今、地方から都心への若者の流出が大きな課題となっています。そんな中、宮崎発のベンチャー企業「アラタナ」は、「宮崎に1000人の雇用をつくる」という目標を掲げ、地方に位置しながら優秀層を獲得することに成功してきました。
今回は、そんな「アラタナ」の事例から、地方企業が人材獲得に成功するためのコツをご紹介します。
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「宮崎に1,000人の雇用」を掲げる「アラタナ」とは?
株式会社アラタナは、宮崎に本社を置き、ECサイト構築やWebマーケティングを手がける、社員数120名の会社です。
現在、創業10年目ですが、創業当時から「宮崎に1,000人の雇用をつくる」という目標を掲げいます。
「アラタナ」の採用実績
社員の20%が新卒入社
2016年は新卒9名の採用に成功
地方では、中途の即戦力採用が難しいため、新卒で素質のある人を採用していくほうが現実的として、新卒採用に力を入れているようです。
地方企業であっても優秀な人材を獲得する為のポイントとは?
「東京に出ていく理由」を深堀りする
「東京に出ていく理由」を考えていくと、「地方にいても夢がないから」という理由が多い、という答えだったそうです。どうしても東京に、というわけではなく、「東京に出ていくと何とかなりそう」という理由が多いそうです。
そうであるならば、東京と同じようなオフィスの雰囲気にして、仕事も同じレベルのことが出来れば良いと考え、宮崎を選ばない理由を減らしていく試みをしているとの事です。
求職者に寄り添って考え続ける
企業のブランディングは後回しだと言います。「どうやって求職者を惹きつけるか」ではなく、「私たちはどんな人に来てほしくて、その人たちが宮崎に戻ってくるための条件は何だろう」という事を、常に考え続けているそうです。
その上で、仕事に対してモチベーションがあることを大前提に、その人の仕事や働く環境、働き方をどう支援していくのかを考えることが大事との事です。
インターンで若手人材にアプローチする
就業経験のない若い人材に対しては、インターンシップで実際に会社に来てもらい、宮崎という土地やアラタナの雰囲気、仕事を直接、体感してもらうことを目的に、インターンという就業体験の場を用意したそうです。
さらに、プログラミングやITの楽しさを知ってもらうため、大学生だけでなく、高校生や中学生のインターンの受け入れも始めたの事です。
まとめ
如何でしたでしょうか?
人材の流出を前提に、採用を考えてはいないでしょうか?東京でないといけない理由は意外と少ないかもしれません。
空間を超えたコミュニケーションが可能となるテクノロジーが発展した今、地方企業にとってはチャンスです。地方だからといって諦めず、採用にイノベーションを起こせたら、あなたの地域ももっと元気になるかもしれませんね!