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LINE@を用いて1ヶ月で売上を100万円増加させた飲食店の事例

「プロモーションに行き詰まりを感じる」「お店に来ていない潜在的なお客さんに対して、どのように認知してもらえばよいのだろう」このような悩みを抱える飲食店経営者の方へ。今回は、LINE@を販促に活用し、1ヶ月で売上を100万円アップさせた飲食店「四十八漁場」の事例を紹介します。

今回の事例はこちらから。

漁師と直結し、今朝獲れや神経〆など、鮮度の高い魚と日本酒を提供している居酒屋「四十八漁場」では、昨年8月からLINE@の運用を開始されました。どのように活用されているか、その方法と導入後の効果について株式会社エー・ピーカンパニー様に伺いました。鮮度の

LINE@とは

LINE@とは、企業版のLINEアカウントのことです。Facebookに詳しい方には、『FacebookページのLINE版』と言ったほうがわかりやすいかもしれません。「LINE内に専用のホームページを作成する」「友達になった見込み客にメッセージを一斉配信する」などの機能が、無償(※1)で利用できます。

(※1)メッセージの配信は月1,000通まで無料です。詳細はプラン・料金ページを参照ください。

LINEは、言わずと知れた日本最大のメッセージアプリです。日本の利用者は5,800万人を突破しています。さらに、到達率・開封率が非常に高いことから、LINE@は費用対効果が非常に高い販促手法として注目を集めています。

では、どのように1カ月で売上を100万円アップしたのか見ていきましょう。

事例の解説

1.LINE@の公式アカウントを作成

17店舗すべて個別に作成しました。個店ごとの魅力やその日入荷の魚の情報など、飲食店ならではの鮮度の高い情報を発信するのがその狙いです。

いくつか支店を持つ場合も、個店ごとのアカウントの作成がポイントです。

2.「友だち」を増やす

お客様にLINE@の「友だち」になってもらわなければ、販促メッセージを配信することができません。

今回の事例では、「友だち」を増やすために、

・会計のトレーにQRコードを貼る
・QUコードを貼り付けたオリジナルのカードを配る
・食後にお客様に「友だち」追加を声がけする
・会計時に「旬の情報を発信していますよ」などと声がけする

を実施されたそうです。

結果、2016年1月から2月にかけて、約300人「友だち」が増えました

3.友だちにクーポンを毎週配信

LINE@の「友だち」に、毎週の「小皿料理のプレゼントのクーポン」付きのメッセージを送付しました。

結果、1月には「友だち」約500人に対し55人が、2月には約800人に送付し79組がクーポンを使用しています。クーポン使用率はおよそ10%ほどです。
LINE@導入から1ヶ月で売上を100万円増加させました。

「友だち」を減らさない工夫

LINE@には、メッセージの受信を拒否する「ブロック」という機能があります。
通常、LINE@の「友だち」の平均ブロック率が20〜30%といわれています。一方、今回の事例ではブロック率9%という数値を叩き出しています。

工夫としては、常連客を中心に友達追加をしてもらったり、「お得」「ぜひお越しください」といった安易な売り文句ではなく、売りとしている旬の食材の情報など「共感されやすい」メッセージの配信をしたりといったものがみられます。

まとめ

今回は、LINE@を用いた宣伝・クーポン配信により導入後1ヶ月で売上を100万円増加させた飲食店の事例を紹介しました。
既存の広告・宣伝とはひと味違った情報提供ツールとして、活用を検討してみてはいかがでしょうか。