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2年で134か国展開!小売店とメーカーを繋ぐプラットフォーム「SD export」の海外展開に成功したわけ

縮小し続ける日本の市場、拡大が進む海外市場。一方、日本の中小企業のアイデアや技術は実は世界に類を見ないものだったりするんです。今回は、そんな日本の中小企業が、海外展開を成功させた事例をご紹介。

自信を持ったプロダクトを海外で展開させてみたい!良く分からないけど外に出てみたい!そんな方々に送ります。

今回の事例はこちらから。
[blogcard url=”https://www.digima-japan.com/jirei/china/raccoon.php”]

ラクーンの海外展開実績

2年で134か国にサービス展開

株式会社ラクーンは「スーパーデリバリー」は、ファッション・雑貨などを扱うメーカーと小売店が継続して取引できる卸・仕入れのサイトを運営します。
ここでメーカーと小売店は新たな取引機会が生まれ、新商品の紹介や受発注のやりとりが効率化されます。また、代金はスーパーデリバリーが仲介する事で未回収リスクのない取引を実現します。

2015年から、国内だけでなく海外への販売も始めました。
輸出販売を行いたいメーカーをサポートする「SD export」により、メーカーは煩雑な輸出手続きをすることなく世界各国の小売店・企業と手軽で安全な取引ができるようになりました。

現在は、世界134か国に対応したサービスを展開しています。

海外展開成功のコツ

とにかく会って会って会いまくる事で、地を固める

まずは、本当に地道に、1つずつ知識をつけ、とにかく様々な企業の方と会ったそうです。
「そもそも、どうやったらこの商品は海外に送れるのか?」「必要な書類は?」「輸出規制は?」など、何か疑問や問題にぶつかる度に、専門にサポートされている物流会社様、通関・輸出サービス会社様と相談しながらノウハウを教えってもらったとの事。
「今までできなかった事も、両社で一緒に取り組めば、新しいサービスができるのではないか?」という視点で、パートナーとして話を聞いてもらい、一緒に対応策も練ってもらう事で、1つ1つ障害を乗り越えていったようです。

「日本だったらこう」という常識を取っ払う

もともと日本に向けてのサービスだけだった為、英訳や各国の方々が利用した時に伝わらないと気付かされることが多くあり、日本人なら勝手に理解して察してくれることも、商品の説明1つ1つ、わかりやすい表現をする必要性を認識したようです。
例えば、商品の大きさの表現や単位表記、日本で問題ないものが海外では通用しないことも多く、成分なども規制やルールが違うので分かりやすいよう表記する必要があったとの事。
「日本だったらこう」ではなく、どの国でも通じるようにする意識というのはサービスを広げる上で重要なポイントだそうです。

最初から完璧を目指さない。走りながら改善する。

全部最初から完璧にしようとしていたら、いつまでも出せなかったといいます。やりながらメンテナンスや精度を高めていくというマインドでいる事で、短期間でサービスをローンチする事に成功しました。

まとめ

如何でしたでしょうか?

今回は、2年で134か国への展開に成功した企業の事例をまとめました。
初めての海外進出も、地道な努力を重ねることで、切り開いていきました。

日本でくすぶっている方へ、とりあえず一歩前へ!きっとあなたでもできます!