離れていても心は1つ!社員の書き込み率を3%から56%に上げた社内SNS運用の秘訣とは!?

「社員の出張、出向が多く、一体感がいまいち感じられない」「社員間の交流をもっと活発にしたい」こんな課題を抱える方も多いのではないでしょうか?
今回は、エンジニア派遣を主事業とする企業が、社内SNSを上手に活用し、社員間のコミュニケーションを活発にした事例をご紹介します。テクノロジーが発達した今の時代、ちょっとした工夫で会社としての一体感をぐんと高められるのです。
今回の事例はこちら
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「Chatter」とは
今回ご紹介する株式会社VSNは、社員数約3,000名、仙台から福岡まで国内8拠点を持つ企業です。
エンジニア派遣事業を主事業とし、クライアント先での仕事が中心になるため、社員同士のコミュニケーションは活発ではなかったそうです。
過去には社内イントラネットへの書込み率もわずか3%と、会社としての一体感の醸成に課題を感じていたといいます。
そこで、「Chatter」を導入したようです。「Chatter」は社内SNS機能を持ち、社員という閉ざされたメンバーの中で、自由に個人・グループ間でコミュニケーションをとる事が出来たり、記事を投稿したりすることができます。
「Chatter」の成果
ログイン率96%、書き込み率56%!!!
もととは、社内の情報共有のためにイントラネットが整備されていたのですが、当時の平均書込み率はわずか3%と、あまり活用されていない状況だったそうです。
しかし、様々な試行錯誤の結果、現在、「Chatter]の月間ログイン率は96%、書き込み率は56%にまで上昇し、社員のほとんどに使ってもらえるようになったそうです。
これにより、離れた場所で仕事をする社員同士が一体感を持って働けるようになったとの事です。
「Chatter」運用のノウハウは?
投稿内容は制限を設けない
社内コミュニケーションを活性化させるため、できるだけ多くの社員からの投稿を促進したいという思いで、投稿内容には敢えて制限を設けていないそうです。すると、例えば、業務では知り合わない社員同士が、同じ趣味を通じて交流するような場としても役立つと言います。
グループの積極活用
「グループ」と呼ばれる特定のユーザーと情報共有ができる機能を利用し、サークル活動に関する連絡、技術的な相談、中途社員の方の自己紹介、さらにチーム活動の議事録や日報といったものまでを、話題別に幅広く投稿してもらっているそうです。
全国の社員インタビューを投稿
広報部門が企画しし、全国の様々な企業に派遣されている社員を担当者がインタビューして、それをズーム君という会社のキャラクターが「Chatter」上に投稿するという取組をやったそうです。例えば、期間限定で「大阪ウィーク」などを設定し、大阪に派遣されている社員にスポットを当てる企画など、日本全国に散らばっている社員が活躍している様子をタイムリーに共有したとのこと。これにより、社員が離れていても、同じ会社の仲間としての一体感が保てたようです。
まとめ
如何でしたでしょうか?
社員全員が常に同じ場所で働くってことは中々難しいですよね。そんな中、離れていても心を一つに会社としての一体感を保つため、社内SNSをうまく活用してみては如何でしょうか?