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「働きがいのある会社」No.1!社内SNSで社員のハピネスを高める事例

「社員が働きがいを持って働けるような会社にしたい」どんな国のどんな会社もこの思いは持っているのではないでしょうか?今回は、2015年「働きがいのある会社」1位に選ばれたAcroquest Technology株式会社が、社内コミュニケーションツール「Yammer(ヤマー)」を用いて、社員満足度を高めることに成功した事例をご紹介します。

今回の事例はこちらから

今回のソリューション:【Yammer/ヤマー】〜「働きがいのある会社」がコミュニケーションを活性化するために役立った「Yammer」の使い方〜「働きがいのある会社を創る」これはすべての企業にとってミッションのひとつであり、そのために他社

「Yammer」とは?

Office365 に搭載されている エンタープライズ向けのSNSです。
基本的に記事を投稿したり、個人・グループでメッセージをやり取りする事ができます。

社内限定公開なので、会社内の業務連絡や、会議の日程について書き込んでも問題がなく、社員間でのコミュニケーション活性化を助けます。

「働きがいのある会社」1位に選ばれた実績

2015年度のGreat Place To Work(R) Instituteが実施する「働きがいのある会社」従業員25名〜99名部門で1位に選ばれました。

大規模インフラシステムを提供している同社では、社員同士が「お互いに興味を持つ」ような組織文化づくりを目指し、「話し合って決める」という文化が根付いている為、コミュニケーションの量はとても多いと言います。

プロジェクトごとに席の島が分かれてしまいますが、技術的な質問や、プロジェクトの悩みなども島を超えたコミュニケーションが行われているそうです。

このような、社内のコミュニケーションを増やす事が社員満足度の向上に繋がっているのではないでしょうか。

社内SNS「Yammer」の効果的な使い方

そんな社内のコミュニケーションの活性化に重要な役割を果たしているのが「Yammer」だそうです。では、いったいどのように利用しているのでしょうか?

グループの活用

同社では、「Yammer」上に5、60くらいのグループを作っているそうです。
例えば、忘年会のグループや全体会議のグループなど、テンポラリーなものから恒常的なものまであるそうです。
他にも、内定者が決まると、内定者と社員のグループを作ってやりとりをしたりするそうです。

日々の細かい点に気付き、業務に生かす

「Yammer」は業務外でも頻繁に活用されているようです。
例えば会社の独身寮ごとにグループがあり、朝食の風景の写真が投稿されるようですが、その中で朝食に遅刻してその写真の中に写っていない人がいた場合、「疲れがたまっているんじゃないの?」といった形で業務量を見なおしたりしているようです。

また、こうした活用方法で会話のきっかけが増え、コミュニケーションのスタイルが劇的に変わったと言います。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

社内のコミュニケーション活性化は、業績に直結したり、社員のモチベーションを高める上で非常に重要です。

「Yammer」もその為に役立つと思いますが、何より、こうして社員どうしが家族や友だちのように互いに関心を示し、コミュニケーションを取ろうとしている、そのこと自体がこの会社が「働きがいのある会社」1位に選ばれるゆえんなのではないかと思いました。

幸い、このように社内コミュニケーションを活性化するツールは沢山あるので、うまく使ってより良い会社作りを目指していけたらよいですね!